包摂的リーダーシップと、企業の社会貢献活動(CSR)を通じてポジティブな変化を推進する強いリーダーは、事業の長期的な成功及び持続な成長に不可欠である。
調査によると、役員レベルに女性の割合が高い企業は、女性役員の割合が少ない又は、いない企業と比べて、良い業績を上げる可能性が著しく高いという結果を示しています[1]。特にコロナ禍において、多くの企業は従来のビジネスモデルからの脱却を強いられました。世界最先端の企業は、特に危機管理が求められるなか、女性が企業のリーダーとなることの価値に注目しています。
革新的で包摂的なリーダーである三名のゲスト・スピーカーを迎え、今まで以上に重要なこのトピックについてのインタラクティブなディスカッションに、ぜひご参加ください。
[1] Diversity Wins: How inclusion matters, McKinsey & Co., 2020年5月
2021年 ゲスト・スピーカー
和田照子 経団連 国際経済本部長 ガール・スカウト日本連盟 |
松井キャシー 元ゴールドマン・サックス |
チュー・アルバート SOMPO Digital Lab |
パネルモデレーター |
カンファレンス司会 |
中富デブラ 中富&アソシエイツ 代表 |
原谷ジョーン モルガン・ルイス・バッキアス 法律事務所 パートナー |
2021年11月5日金曜日(日本時間)/ 2021年11月4日木曜日(ロサンゼルス時間)
[バーチャル・カンファレンス]
午前9時〜10時15分(日本時間)
午後5時〜6時15分(ロサンゼルス時間)
[ネットワーキング]
午前10時15分〜10時45分 (日本時間)
午後6時15分〜6時45分 (ロサンゼルス時間)
本バーチャル・カンファレンスはデジタル・カンファレンス・システムを用いて実施されます
参加費
JASSC会員 - 50ドル
非会員 - 75ドル
学生 - 無料
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ゲストスピーカーとプレゼンターについて
松井キャシー
日本初ESG中心のベンチャーファンド
創始者
元ゴールドマン・サックス
日本法人の副会長
日本初のESG重視型グローバル・ベンチャー・キャピタル・ファンドであるMPower Partnersの創業ゼネラルパートナー
ゴールドマン・サックス証券株式会社、副会長、グローバル・マクロ調査部アジア部門統括、チーフ日本株ストラテジスト。
過去数回、インスティチューショナル・ インベスターズ誌における アナリストランキングの日本株式投資戦略部門で1位を獲得。そして「ウーマノミクス」をテーマとした活動が評価されウォール・ストリートジャーナルの「アジアで注目すべき10人の女性(10 Women to Watch in Asia)」の一人に選ばれた。さらに2014年にはブルームバーグ・マーケット誌の「世界で最も影響力のある50人(50 Most Influential)」の一人に選ばれた。
過去にはバークレイズ証券株式会社のチーフ・ジャパン・ストラテジストを4年間務め、また日本輸出入銀行ワシントンD.C.事務所にて2年間勤務した。さらに日本の内閣府の政策コメンテーターでありジェンダーの多様性を促進することを目的とした多くの日本政府委員会に参加してきた。
現在は、アジア女子大学(AUW)支援基金財団の理事会メンバー、米国カウンシルージャパン評議員会会長、一般財団法人ファーストリテイリング財団の理事、外交問題評議会メンバー、アジア自然保護協会メンバー、ブレトン・ウッズ委員会の諮問委員会メンバー、経済同友会メンバー、そして日本癌学会の乳癌基金のメンバーでもある。
ハーバード大学で社会学の学士号を優秀な成績で獲得し、ジョンズホプキンス大学ポールH.ニッツェ高等国際問題研究大学院で修士号を取得した。さらにロータリー奨学生として神戸大学大学院に留学し日本の外交政策の研究を行った。
また2児の母親でもあり現在は東京在住である。
和田照子
経団連
国際経済本部長
ガール・スカウト日本連盟
会長、国際コミッショナー
和田照子氏は、1946年8月16日に設立された経済団体である一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)の国際経営本部長を務めている。経団連の使命は、個人や地域が持つアイディアを推奨することにより、日本さらには世界全体の経済の成長を加速させること、日本の経済を持続可能かつ民間主導のものに変えるための付加価値を創り出すために、企業を強化することである。和田氏は、1995年に経団連に経済学者として入局し、2002年までの間に経済政策本部や知的財産委員会、宇宙開発利用推進委員会、防衛産業委員会を含む産業技術本部で務めた経験を持つ。
2002年、和田氏はジョージタウン大学に進学するために一度経団連を離職し、フルブライト奨学金を得て、ジョージタウン大学ローセンターで法学修士を取得し、優秀な成績で卒業した。また、国際通貨基金の法務部でインターンシップを経験した。ジョージタウン大学卒業後の2004年に再び経団連に復職し、さらに同年ニューヨーク州弁護士資格も取得した。入局前には早稲田大学で法学学士号を取得した後、東京大学大学院に進学し1995年に法学政治学研究科で法学修士号も取得している。
現在、和田氏はガール・スカウト日本連盟会長と国際コミッショナーを兼任している。過去にはイギリスの慈善団体ガールズガイド・ガール・スカウト世界連盟の理事も務めた。
チュー・アルバート
SOMPOホールディングス・グループ
CDO(共同)兼シニア・ヴァイスプレジデント
SOMPO Digital Lab 最高経営責任者
チュー・アルバート氏は、SOMPOホールディングス・グループCDO(チーフデジタルオフィサー)(共同)兼シニア・ヴァィスプレジデント、SOMPO Digital Lab シリコンバレー 最高経営責任者を兼任している。これらの役職において、チュー氏は、SOMPOグループにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)イニシアティブおよびパートナーシップを先導し、SOMPO Digital Lab シリコンバレー イノベーション部門の統率、そしてSOMPO Real Data Platformの世界的な導入をサポートしている。
40年間に及ぶシリコンバレーでの経歴の中で、チュー氏はApple、AT&T、PalmSource、ACCESS、そしてSOMPOなどの新興企業やグローバル企業で、数々の製品やサービスを市場にもたらしてきた。経験豊富なテクノロジーエグゼクティブ、製品マーケティング、ビジネスストラテジストとして、チュー氏は多様な新興企業のアドバイザー、取締役、投資家として活躍している。
さらには、チュー氏は、シリコンバレーを拠点とする、初期投資顧問会社 Poppyseed の経営パートナーや、カリフォルニア大学バークレー校でのアクセラレータープログラムである SkyDeck のアドバイザー、三菱総合研究所INFC(未来共生イノベーションネットワーク)のシリコンバレーアドバイザーを務めている。
チュー氏は起業文化、グローバルな起業家精神、インシュアテックとヘルステックにおける技術革新のトレンドなどを題材にして、定期的に講演を行っている。また著書の出版実績もあり、アップルマッキントッシュ(通称 Mac、マック)のための初の大学教科書『Approaching Macintosh: A Guide to Learning Macintosh Software』(Additopm Wesley, 1986)を共著し、さらに最近では、『Handbook of Blockchain, Digital Finance, and Inclusion, Volume 1』(Academic Press, 2017)に寄稿した。
チュー氏はスタンフォード大学で機械工学の学士号を取得し、ノースウェスタン大学のケロッグ経営大学院でアドバンスド・エグゼクティブ・プログラムを修了した。英語、ポルトガル語、上海語に精通している。
パネル・モデレーター
中富デブラ
中富&アソシエイツ
代表
健康・環境の持続可能性・教育を推進する広報活動やメディアイニシアティブを立案するロサンゼルス拠点の企業、中富&アソシエイツの創設者兼社長。同社のクライアントにはカリフォルニアで行われている新型コロナウイルスに関する活動、シダーズ・サイナイ医療センター、Energy Upgrade California、南カリフォルニアエディソン社を含む。CEO及びマネジメントチームのアドバイザーであり成長、組織改革、問題管理を通してクライアントを支援する企業の業務を指揮する。
これまで社会改革や公平性の促進に取り組むミッションドリブンを軸にした組織を支援することにキャリアを捧げてきた。またカリフォルニアウェルネス財団の理事及び元会長であり、リトル東京サービスセンターの前理事長でもある。そしてアジア系アメリカ人、ハワイ先住民、太平洋諸島の人々のための法律・公民権団体、アイリーン・ヒラノ・イノウエ慈善リーダーシップ基金を支援するPeace Over Violenceの諮問委員会の委員を務めている。さらにジェンダー平等の終身支持者であり、全米ガール・スカウト協会の理事及び国際コミッショナーを務め、またロサンゼルス女性財団及びアジア太平洋女性リーダーシップ協会の元会長を務めた。
2009年の在米日系人リーダーシップ代表団のメンバーであり、そこで代表団のダイアン・フカミに出会った。そして後にミネタ・レガシー・プロジェクトを共同制作した。これはノーマン・Y・ミネタ長官の生涯と経歴を綴ったテレビドキュメンタリー「アメリカン・ストーリー〜ノーマン・ミネタとそのレガシー」(Norman Mineta and his Legacy: American Story)、また2011年の東日本大震災、津波、原発事故の生存者に関するドキュメンタリー「東北からのストーリー」(Stories from Tohoku)が含まれる。どちらの映画も米国で放映、日本で上映された。そして2020年、外務省から旭日双光章を授与された。
カンファレンス司会
原谷ジョーン
2021年最初の協賛企業(スポンサー)の皆様への特別な感謝
プラチナ スポンサー
ゴールド スポンサー
[ 働く女性のリーダーシップ向上イニシアティブについて ]
2014年、南カリフォルニア日米協会の「働く女性のリーダーシップ向上イニシアティブ」(WLCI) は、太平洋の両岸でビジネスを行う女性たちが専門的能力及びリーダーシップの開発に従事するためのプラットフォームを提供する、初めてのイニシアティブとして設立されました。
WLCI はパートナー組織、企業のエグゼクティブ(経営幹部)そしてコミュニティリーダーと協力して女性のリーダーシップの行動、変化を促進するネットワークを構築します。
[ WLCIのミッション ]
働く女性が専門的かつグローバルなリーダーシップ開発に従事するための包括的で多様なプラットフォームを提供すること
[ カンファレンスには誰が参加すべきか ]
日米の連携を重視し、そのネットワークの拡大を望む現在及び将来の企業、ビジネス、学術、非営利、起業家の女性または男性のリーダー
[ 参加すべき理由 ]
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2020
Activating Your Kaizen Mindset
Impact Leadership in the New Normal – VUCA World
2017
Talent Innovation: Going Beyond Unconscious Bias to Lead Generational Diversity
Leadership Dialogue: How to Navigate Toward your Greatest Potential
Women's Leadership Counts